昨日、録画していたグランメゾン東京を観ました。
若くはないメンバーが、言い合いを繰り返しながら三つ星を目指すドラマですが、
毎回身の引き締まる思いで観ています。
さて、
私達がお店をオープンすると決めてから、
初めに考えていた想像と、
今現在では、ずいぶんと内容が変わってきました。
初めは私達が
ひっそりと長く出来る環境。
それから、
内装もそれなりに選んで落ち着く環境。
お金がかかっても椅子や、シャンプー台もいいもの。
初めの想定より
内装に予算をかけよう。
今では、まずはお客さんを第一に考えて、
年を重ねても来やすい。
水害に影響のないビルの3階以上。
大人の隠れ家として凛としてて落ち着く。
適正料金、考えられた設備、通いやすさ。
そして、
どれだけ私達がいいものをずっと
提供出来る仕組みか。
そいう風に
私達の考え方が変わってきました。
ドラマの中でもインタビューで
鈴木京香が言っていましたが、
お客様一人ひとりに
真摯に向き合って、
最高の料理とサービスを提供したい。
簡単なようで忘れてしまいがちなこと。です。
広島でもメディア系で有名になり、
料金設定も高くして、
外観を変え、お皿、スプーンフォーク等をいいものに。
でも、
お客さんは前の方が良かった
と言う残念なお店もよく聞く話。
「我々が見るべきは、皿ではなくて人なんだ」
グランメゾン東京が
三ツ星を獲るために必要なもの。
その答えは
料理を提供される客の側にある。
これは、美容院でも丸々っと当てはまります。
だんだん人の意見を聞けなくなり、
どれだけ稼ぐか。儲かるか。
お金の匂いがしだす。
が度を過ぎると、スタッフも磨耗するし、
お客さんも実は分かります。
もちろん
利益を上げないと経営は出来ませんが、
人が集まる場所にはそれなりの理由がある。
その理由を常に時代に合わせて考え、
変化していかないといけませんね。
ついつい今回のドラマでのテーマと、
私達が色々回るうちに
原点に戻ってきた思いが同じだったので、
ここに書きました。
忘れないようにするために。
当たり前の事ですが、
当たり前じゃないところの方が多いですから。
では、また。
おわり🌟