宮崎孝子・岡光昭の 「 Azur hair 」ブログ

美容室を開業してからの日々の出来事を書いてます

一生に一度あるかないかの、絶対に守りたい男のプライドについて行け。という父の言葉。

昨日は忘年会。

 

f:id:TAKA4612:20191209010448j:image

 

久しぶりの真ん中のスタッフも大はしゃぎ。

 

酔ってお婆ちゃんになってしまいました。

f:id:TAKA4612:20191209010529j:image

たまにはね、主婦もハメを外すのもいいんです。

 

 

さて、腹をくくったら女性は強い。

 

という昨日のブログから、

 

今回は男性バージョンですが、

 

私のと、の話です。

 

 

 

以前、私と夫は仕事のタイミングで

入籍してから結婚式の日程が中々決まりませんでしたが、

 

 

半年後の夏の8月30日に沖縄で挙げる事が決まりました。

 

f:id:TAKA4612:20191209022456j:image

 

それから2ヶ月後、夫から電話があり、

 

 

「明日のブライダルフェアは

実は僕たちの為のサプライズ結婚式らしい。

 

でも僕は出ないから。

 

 

んんん????

 

なぜに? 突然の話で意味がよく分からない。

 

しかもありがたい話に怒っている夫

 

 

6月のブライダルフェアを会社で立ち上げてする事になり、

ポスターまで届いていました。

 

 

そのフェア前日の話です。

 

 

理由を聞いても答えてくれず、

出ないから。

の一点張り。

 

最後には、

 

「このサプライズに出るんだったら

沖縄での結婚式はやめるから。」

 

と言うのです。

 

仕事の合間で、明日のことなので

 

まず、夫のお母さんに電話しました。

f:id:TAKA4612:20191209022527j:image

 

一通り説明すると

 

「私達はね、2人が決めたように動くから

沖縄の結婚式がなくなってもいいよ。

 

2人が仲良くなる方向で動きんさい。」

 

 

と言われました。

なんだかとても気が楽になりました。   

 

 

そして次に私の父へ電話。

 

すると意外な返答でした。

 

 

「孝子、よく聞きなさい。

 

組織で生きる社会で、

そういう行動を取るという事は

よっぽど本人の何かがあるんだ。

 

f:id:TAKA4612:20191209022550j:image

 

男は、その組織の中でがむしゃらに生きていくものだけど、

 

一生の内に一度あるか無いかの

誰かを殺害してでも絶対に守りたい

男のプライドっていうものがあるんだ。

 

そして、誰にも理解されなくてもいい。

 

もしかしたら

今がその時なのかもしれない

 

孝子は彼について行きなさい。」

 

という答えでした。

 

f:id:TAKA4612:20191209022618j:image

 

えーーーーーーーー!!!!

 

また混乱です。

 

もう私には分からない。。

 

 

2人が仲良くなる為の判断。

と、

分からなくてもついて行け。

というお互いの親からの助言。

 

 

そうしていると、

 

色々動いて下さっているスタッフから電話。

 

「本当にごめんなさい。

勝手に動いて大変なことになってしまって。。

明日これに出ることになったら

僕は会社を辞めると言われたの。

もうどうしていいのか分からない。」

 

 

なんて事言うの???

 

 

そして、今回のこの件の始まりは、

 

私が入籍したのにまだ結構式を挙げていないので

ずっと気にかけてたインテリアデザイナーのお客さんが動いてくれていました。

 

f:id:TAKA4612:20191209022640j:image

 

会社側にサプライズ結婚式の企画を出し、

 

食べ物、ドレス、靴、インテリアを考えてくれていた事を聞きました。

 

 

その心遣いに涙が溢れ出ました。

 

 

ポスターまで作って、

その日に各幹部が集まる。

 

という騙し工作までしてくれていました。  

 

 

集まる時間は私達だけ先に会場に行くようになっており、

着替えさせて、メイクして、喜ばせたかった。。

 

f:id:TAKA4612:20191209022743j:image

私にとても悪い事をした。と謝っている。

とも伝えられました。

 

 

 

決めました。

 

 

 

夫にはその自分の意思を貫いてもらい、 

出来上がっているその会場に私一人で行く。

 

そう決断しました。

 

 

その事を夫に告げ、次の日の朝を迎えました。

 

 

 

すると、洗面台に髪の毛の山。

 

 

 

夫がバリカンで自分の頭を

丸坊主にしていたのです。

 

 

今日は僕も出るから。

 

そして、沖縄の結婚式もする。

 

 

私は言葉が出ませんでした。

 

 

 

もちろんその頭で会場に向かい、 

2人とも着替え、みんなの集まっている中に行き、

 

f:id:TAKA4612:20191209022730j:image

 

マイクで挨拶もしていました。

 

 

これが夫の腹をくくった一面でした。

 

 

むしろ、女性の決断という意味のくくる。

ではなく、

 

まるで正座して自分で腹をくくる

様でした。

 

 

私の父が言う、

誰にも理解されなくても

絶対に守りたい男のプライド。

 

 

こればかりは、女性には理解できません。

 

そして、他の男性にも理解されません。

 

 

それは、

その人個人のプライドなので、

理解されなくても

実行するしかないんです。

 

 

だから、一生に一度あるか無いか。

という事なんでしょう。

 

 

でも、よく考えたら、

このパターンは

それに当てはまるのか。

それともそういう性格なのか。

 

 

男性ってそういう一面があるのですか?

f:id:TAKA4612:20191209022810j:image

 

 

いまだに謎の思い出です。

 

 

では、また。

 

 

おわり🌟