以前、
「 この投稿は宮崎さんの事ですよ。」
と電話があって、それを読むと、
今、とても頑張っている年下の美容師さんが
SNSに書き込んでいたものでした。
( 教えてくれた人も書き込んでました。)
「 どんなに綺麗にスカートの裾上げしても、
長さが微妙だと全てが台無しだよ。」
と、むかし私が説明するのに使った言葉で、
先輩美容師さんに言われた言葉として
ありがたいコメントが書いてありました。
ですが、その後に言った話の方が
伝えたかった重要な事だったのだけど、
伝わってたのかな〜？と
投稿内容に
ちょっと何か忘れ物がある気がしてて、
昨日、TVで滝川クリステルさんの
ヘアスタイルを見て
その事を思い出した次第です。
( 担当者が変わったか、美容室を変えたかな？)
たまにいるんです。
綺麗に切っているんですが、
とてつもなく似合っていないデザインなのに、
「 カットで自分は勝負しているから。」
と、ドヤ顔で切り方の説明する人。
顔とは合っているのに、
着ている服の傾向と合ってないぞっ。
とその時、危うく突っ込むところでした。
綺麗に切ってるのに、
20代半ばでも
後ろから見ると45歳以上に見えるぞっ。
(もちろん45歳以上の方には褒められるでしょう。)
肌の明るさ、雰囲気、いつも着る服、年齢、
今の環境など一切関係なく、
「 今の自分の得意スタイル」
をゴリゴリに押し付ける美容師さんが結構
本人の自覚なくいらっしゃいます。
決して、私がそのバランスを全て
兼ね揃えた美容師なんですよ。
という事ではなくて、
そういう美容師にならない様に
どうやったら
似合わせをバチっと合わせられるか。
この
「 服装、メイク、などの流行だったり、
職業別、キャラに合った提案をするために、
情報収集がずっ〜〜と必要なんだよ。」
という事を冒頭に出てきた美容師さんに
スタイリストになる前に、
一番伝えたかった事でした。
それが伝わって残ってるかな〜？
もっと分かりやすく言うと
似合わせが大事だと
分かっていても出来ない人が多いのは、
スカートの今の形が分かっていない人。
その生地や、厚み、広がり方も
頭の中で時代がストップしていたら、
作るヘアデザインも止まると思うんですよね。
若い美容師さんに切ってもらったら、
可愛くなったと周りに言われた！！
恐々切ってもらった後日、
みんなにカットを褒められたのは、
まだ縫い目が上手くなくても、
その方に似合うスカートの形を知っていた。
という事です。
その生地、柄、色、丈の長さ。
年齢と流行などのバランスですね。
「 私はカットが上手い。」
でいつか止まってしまわないように、
お互い、頑張ろうね！！
と、
彼に言いたかった事です。
(ここまでは言ってなかったかもな。)
結局は似合わせが一番難しいし、
ずっと面白いところでもあるんです。
う〜〜〜。。
ウズウズしてくるこの右手を
今日は何か違う事に情熱を注ごう。
それではまた明日にここで。
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