平日なのに、やはり人が多いような。。
ここはこの前と同じ公園ですが、
小学校のお昼休憩かと思うくらい
多くないですか?
さて。
美容業界では日頃の腕を競う、
カットコンテストが沢山あります。
この、コンテストに出る為に私達は、
モデル探し、服探し、
ヘアデザイン選定、
カラー、パーマ仕込み、
当日カットで競う。
という事を行うのですが、
結果を狙うだけではなくて、
しっかり準備をして、
夢中になって取り組む事ができた時、
本番で満足感と結果が伴って
初めて達成感を味わえます。
それがやめられないんですよ。
ですが、
時代と共に少し変わってきました。
- コンテストの審査員の傾向を読んで切る。
- だんだんヤンチャなデザインが無くなり、同じメンバーばかり出るようになった。
- そこまでお金をかけられなくなった。
- 時代的に人と違うものを求める人が減ったので、コンテストに出たい人が減った。
要は、昔ほどコンテストに入賞すれば優秀。
と感じなくなってきてて、
力を注ぐ人が減ったのだと思います。
(しかし、入賞する事は凄いことなんですよ!)
お客さんで大学の入学で家を出る前に、
みんなの輪の中に入りやすくする為に、
UNIQLO、GUなどのファストファッションを
わざわざ買い溜めて広島を出る子もいます。
人と同じものを自分らしくアレンジして着る。
という訳ですね。
人が群がる所を遠ざける私には、
少し理解しくいところもありますが、
限られた環境の中で、いかに自分らしく。
にフォーカスして、
同じスタイルの様で、
少し違う。
という所に気付いて提案出来る美容師。
が求められています。
そして、どんなデザインでも、
痛まないカラー、パーマ薬剤を選んで
今の環境に合うピンポイントなデザイン。
が、いいのであって、
コンテストで普段出来ないスタイルを
追い求めるより、
その時間で違う勉強をしたい。(して欲しい。)
というのが今の美容師も
お客さんも本音かもな。
ついでに、世界情勢や、
世の中の常識をちゃんと知っている事も
髪の毛を任せるのに必要な要素。
昔々、美容師は人と違う事をして
目立ってナンボ。
のところが何処かにありましたが、
私が今から作りたいお店は、
ベーシックの中の美しさ。
に一点集中して、
そこから個性に合わせて
曲げたり、明るく暗く調整を行い、
ピタッ。
と合わせたいんです。
正直、昔は昔。
でも今はもうだいぶ変わりましたから。
どんな事が待ってても
しっかり構えて飛んでくるものを
ラケット振りまして返すから〜。
それではまた。
おわり🌟