不動産会社で働いている知人の話です。
管理しているビルのテナントの厨房の社長さんが
3月の中旬に事務所に来られて、
「どうか半年家賃を半分に下げてもらえないでしょうか?」
と、書面を持って来られた為、
家主さんと交渉し、半年間そこの厨房の家賃を半分にする事になった。
4月末頃に同じビルのショップのオーナーから、
「あそこの厨房さんとこの家賃を半額にしてるんだったら、うちもして欲しい。」
と不動産事務所に電話があり、
「家主に掛け合うので、その内容をメールにて送って欲しい。」
と伝えたところ、
「書面に出せとはどういうことか!
そんな事を言うところは初めてだ!」
という言葉が返ってきた。
前の3月に申請しに来られた時は、
社長自らが、社印を押した書面を持ってきて
頭を深く下げてお願いしに来ていた。
そして、そのビル家主さんは元々、
こちらからは言わないけど、
申請してきた所は全て
半額にするつもりでいた。
結果、その不動産事務所は家主さんに、
「ここのショップとこれ以上付き合うのはどうかと。。」
と話をしていた。
というリアルな話を聞きました。
現実的ではあるけど、
この2つの申し出た会社の社長さんの
お願いする姿勢が真逆。
実際、家主さんもその分収入が減るので、
ここは何とかならないでしょうか?
の話し合いのスタンスでできる行動をした
厨房の社長さんの行動に、
やっぱり人間的に心が動きますね。
家主さんは家賃半額にして、
しかも半年間お互いに頑張ろう!
と向き合っていたのに。。。
こういう時こそ、本性というか
その人となりの姿勢が見えますね。
特に従業員はよく見えてる。。
自分も、いろいろと考えさせられる話で、
こんな状況だからこそ、
改めて自分の言葉や行動に、
相手を思いやる誠意があるか。
考えさせられました。
深い話です。
それではまた明日にまたここで。
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