今年も残りあと約1週間。
もちろん美容室はごった返しています。
日本人ならではなのか、
年末に綺麗にしておく。
というより、
綺麗にして年末をこす。
に近い感覚ですね。
さて、
昨日お客さんから、
今日の予約の変更の連絡がありました。
元々は、
小学生カット。
お母さんはポイントのカラーと、パーマ。
だったのですが、
お子さんがインフルエンザにかかり、
止むを得ずキャンセルされました。
ですが、お母さんはそのまま来ます。
との報告をスタッフから受けました。
私の顔色が変わったのを見て、
何度もその方に「大丈夫なんですか?」
と確認したのですが、
「大丈夫です。行きます。」
との事だったんです。
と、電話対応したスタッフは私に答えました。
熱があったとしても、分かってて来店するのだから
大丈夫ですか?
と聞けば、大丈夫と答える。
夜遅くに予約で
カラーとストレートパーマの予約が入り、
終わるのが11時になりますが、
それでも大丈夫ですか?
と聞けば、大丈夫です。
と答えるもの。
お客さんの要望をすべて断らない。
というのは違う。という事と、
時と場合によっては
断らないといけない時もあるんですよ。
と私は言いました。
明らかに先ほどのお母さんは保菌者です。
妊娠している方がお客さんの中にいるかも知れないし、
スタッフが移ってしまえば、
ピーク時に休まざるを得ないかも知れない。
私はカウセリンク時に相手が熱っぽかったら
失礼します。と言っておでこに手を当てて
熱がないか確認します。
ありそうであれば、体温計ではかり、
本人がいくら大丈夫と言っても
申し訳ないですが、何もせず
お帰り頂きます。
それは、今の時代の常識だと思うからです。
その1人のお客さんが大丈夫と言っても、
他の方に移らないとは言いきれません。
もしもスタッフに移れば、
穴埋めするスタッフを他店から埋めるなんて
この時期にはとても無理。
ましてや、個人店なら致命的でしょう。
決していい状態で仕事は出来ないと思います。
そして、
家族がインフルエンザにかかってるのを
分かってて受け入れて、
お子さんの
インフルエンザ大丈夫ですか?
という会話をもしも他のお客さんが聞いたら
えっ!!
来させないで〜!!!
と、内心思うはず。
この、断る勇気。
本当に必要です。
なので、すぐにその方に電話をして、
明日の予約を1週間後に変更してもらいました。
もちろん、
私はかかってないよ??
と言われましたが、
申し訳ありませんが、家族の方がかかっているのであれば、受け付ける事はできないので、
この日はどうでしょうか?
と、さらっと言えば、
保育園、学校でもその対応は受けているはず
なのですぐ理解して変更してくれます。
目の前にいる方の要望を
どうしても聞きがちですが、
冷静に考えてみれば
保菌者を増やす確率のほうが高いんです。
スタッフと、お客さんを守る方が
大事だと思うんです。
冷たい様ですが、
そこに受験生の自分の子供がいたら嫌でしょ??
どうしても今日しておきたい!
と思っても、体調が悪ければ無理しない方がいいですって。
何とかなりますよ!
伝える方はとても素直だと思いますが、
途中でおかしいと思ったら、
すぐに帰る様に伝えるべきです。
お互いの為に。
それでは、
今日も一日中やりますか!
では、また。
おわり🌟