宮崎孝子・岡光昭の 「 Azur hair 」ブログ

美容室を開業してからの日々の出来事を書いてます

年末のインフルエンザ疑惑の予約にご注意。

 

今年も残りあと約1週間。

 

もちろん美容室はごった返しています。

 

 

日本人ならではなのか、

 

年末に綺麗にしておく。

 

というより、

 

綺麗にして年末をこす。

f:id:TAKA4612:20191222031810j:image

 

に近い感覚ですね。

 

 

 

さて、

昨日お客さんから、

今日の予約の変更の連絡がありました。

 

 

元々は、

 

小学生カット。

お母さんはポイントのカラーと、パーマ。

 

だったのですが、

 

 

お子さんがインフルエンザにかかり、

止むを得ずキャンセルされました。

 

ですが、お母さんはそのまま来ます。

f:id:TAKA4612:20191222041327j:image

との報告をスタッフから受けました。

 

 

 

 

私の顔色が変わったのを見て、

 

何度もその方に「大丈夫なんですか?」

と確認したのですが、

「大丈夫です。行きます。」

f:id:TAKA4612:20191222041407j:image

との事だったんです。

と、電話対応したスタッフは私に答えました。

 

 

 

 

熱があったとしても、分かってて来店するのだから

大丈夫ですか?

と聞けば、大丈夫と答える。

 

 

夜遅くに予約で

カラーとストレートパーマの予約が入り、

終わるのが11時になりますが、

それでも大丈夫ですか?

と聞けば、大丈夫です。

 

と答えるもの。

 

 

お客さんの要望をすべて断らない。

 

というのは違う。という事と、

時と場合によっては

断らないといけない時もあるんですよ。

f:id:TAKA4612:20191222041855j:image

 

と私は言いました。

 

 

 

明らかに先ほどのお母さんは保菌者です。

 

妊娠している方がお客さんの中にいるかも知れないし、

 

スタッフが移ってしまえば、

ピーク時に休まざるを得ないかも知れない。

f:id:TAKA4612:20191222041452j:image

 

 

私はカウセリンク時に相手が熱っぽかったら 

失礼します。と言っておでこに手を当てて

熱がないか確認します。

 

 

ありそうであれば、体温計ではかり、

 

f:id:TAKA4612:20191222041508j:image

 

本人がいくら大丈夫と言っても 

申し訳ないですが、何もせず

お帰り頂きます。

 

 

 

それは、今の時代の常識だと思うからです。  

 

 

その1人のお客さんが大丈夫と言っても、

他の方に移らないとは言いきれません。

 

 

 

もしもスタッフに移れば、

穴埋めするスタッフを他店から埋めるなんて

この時期にはとても無理。

 

 

ましてや、個人店なら致命的でしょう。

 

 

決していい状態で仕事は出来ないと思います。

 

 

そして、

家族がインフルエンザにかかってるのを

分かってて受け入れて、

 

 

お子さんの

インフルエンザ大丈夫ですか?

という会話をもしも他のお客さんが聞いたら

 

 

えっ!!

来させないで〜!!!

 

f:id:TAKA4612:20191222041544j:image

 

と、内心思うはず。

 

 

 

この、断る勇気。

 

本当に必要です。

 

 

なので、すぐにその方に電話をして、

 

明日の予約を1週間後に変更してもらいました。

 

 

もちろん、

私はかかってないよ??

と言われましたが、

 

申し訳ありませんが、家族の方がかかっているのであれば、受け付ける事はできないので、

この日はどうでしょうか?

 

 

と、さらっと言えば、

保育園、学校でもその対応は受けているはず

なのですぐ理解して変更してくれます。   

 

 

目の前にいる方の要望を

どうしても聞きがちですが、

 

 

冷静に考えてみれば

 

 

保菌者を増やす確率のほうが高いんです。

f:id:TAKA4612:20191222041627j:image

 

スタッフと、お客さんを守る方が

大事だと思うんです。

 

 

 

冷たい様ですが、

そこに受験生の自分の子供がいたら嫌でしょ??

 

 

どうしても今日しておきたい!

と思っても、体調が悪ければ無理しない方がいいですって。

 

 

何とかなりますよ!

 

 

伝える方はとても素直だと思いますが、

途中でおかしいと思ったら、 

すぐに帰る様に伝えるべきです。

 

お互いの為に。    

 

 

それでは、

 

今日も一日中やりますか!    

 

 

では、また。

 

 

おわり🌟