私の性格は父親によって作られたと言っても
過言ではありません。
絵を描けば、
天才じゃないのか!!
走れば、
マラソン選手でオリンピックにいけるぞ!
作文を書けば、泣きながら
文才がある。。。
何をしても、恥ずかしいくらい本気で
本物だ!と顔を真っ赤にしながら
褒めちぎられていました。
おかげで、美術部でいろいろ学び賞を取り、
社会人陸上で頑張る事ができ、
ブログを書くことも苦ではありません。
ダメダメよりも、そう意味では褒めると子供は育つものかも知れません。
そんな父親にしてやられた事も沢山あります。
まずは、小学1年生の時の晩ご飯を食べている時の事。
今日の孝子の学校の様子はどうだったのか?
(これを兄弟4人毎日言わされていました。)
今日はね、〇〇君に叩かれて嫌だった。
ちゃんと嫌だったと言ったのか?
言ってない。
父はそのまま黙って私の手を引っ張って、
夜の外に出て行きました。
ヤバイ!ヤバイ!!
〇〇君、めちゃくちゃ怒られる!!
殴るかもしれない。
どうしよう!!!!!
案の定、その子の家のインターホンを押し、
「孝子の父親ですが、〇〇君は居ますか?」
と、太い声で呼び、
奥から恐る恐る本人が出てきました。
そして、叱るのかと思いきや、
私の手を離し、バンッと背中を押して、
「さっき、家で言っていたことを本人の前で言いなさい!」
でした。
えーーーーーーーー!!!
です。
でも、目の前に居るので、言うしかありません。
今日、〇〇君に叩かれたのが痛かったし、
そういう事をされたのが嫌だった。
と言いました。
もちろん、
僕も叩いてごめんなさい。
もうしません。
と、謝られましたが、
2人の間に間があいて何を言っていいのか
わからない数秒間。
ほら、
握手して仲直りすればい〜いじゃないか!
と、父に言われその場で両手で握手して仲直りしました。
それからは言いたい事があれば本人に言えるようになったし、今でもそうしています。
握手をするクセもそこからだと思います。
そして、ここ最近の新人は、
元々、経験値が少ないだけだと思うので、
出来る様になった時に具体的に褒めて、
自己肯定力を高くするようにしています。
数年前、大声出してスタッフと言い合いになり
近くのワゴンを蹴られたりした時がありましたが、
周りを見渡すと全くこちらを見ない子達。
話し合いが終わった後、
見ぬフリをしたその子達に
なぜこちらを見なかったのかを
確認したところ、
見ては悪いし、
どうしていいか分からない。
と、言われたので、
そういう時は、
どうしたんですか?
と、走って詰め寄り、
やめて下さい!
いや、私はやめない!
落ち着いて下さい!
2人を押さえ込みドラマのように何人かで
落ち着いて下さい!
というトレーニングをしました。
それからは、そういう場面がきたら、
ばーーっとやってきて、
止めに入り、見て見ぬ振りはしなくなりました。
もちろん、止めてくれてありがとう!
と、後でお礼を言います。
ただ、揉め事を止める方法を
知らないだけなんです。
こうやって、身振り手振りで教えたり、
そういう事を言われるのは嫌だ。とその場で言ったり、
どうしてそういう事いうの?寂しい。。
と、言えるのも
父親の教育だったなぁ。と思います。
荒業でしたが感謝してます。
伝えたい事を、ダイレクトではなくても、
違う形にしてでも伝えることは大事です。
これも、自己肯定力がないと出来ないのかも知れません。
こんな性格に仕立て上げてくれて
(右端が私)
お父さん!!
ありがとう〜〜〜!
では、ここらへんで。
おわり🌟