宮崎孝子・岡光昭の 「 Azur hair 」ブログ

美容室を開業してからの日々の出来事を書いてます

私にとってデザインとは降りてくるものではなくて、統計学。

よくそんなにアイデアが浮かびますね。

 

とか、

 

すぐにデザインが出てきますね。

 

など言われますが、

 

髪型のデザインは、私にとっては

降りてくる。

など神めいたことではなく

統計からたたき出す。という感覚です。

 

 

何歳か。

くせ毛、ストレート、

カラーある、なし、

 

 

そして、ここからが大事。

 

なりたいイメージを聞く。

その方の今の置かれている環境を聞く。

 

そうすれば、この年齢ならば、

立場的に、

このカラーの明るさで、

このラインで、

前髪は長めか、短めかなどで、

相手に与える印象は大きく変わります。

 

 

統計的に、

周りからみて落ち着くデザイン。

ウケるデザイン。

という落とし所が出てきます。

 

そこを提案します。

ご本人がしたいイメージから、

色々聞き足りない事を聞いて

 

こういう髪型をしている方が、

得をする。

ウケがいい。

いいね。と、言われやすい。

など、

その方のいい状態の想像をするのです。

 

なりたいイメージから

そのまま切るのではなく、

 

それプラス、この方が褒められやすい。

ところを探すのです。

 

 

本人のやる気が出たり、

仕事を頼みやすい感じ。

という雰囲気に変わったり

なんか、わからないけど大人っぽくなったね。

と、言われるためには。。。の

 

一般的に見たらそのように見える、

テイストに合わせたデザインです。

 

 

要は、なりたいイメージ。からが大事。

 

今日はどうしますか?

と、聞くことも大事ですが、

イメージを聞く方が、グッと統計的に

 

叩き出しやすいと思います。

 

だから、今日はどうしてこのデザインにしたのですか?

と聞かれたら、根拠がハッキリしているので

しっかり理由を答えられます。

 

 

 

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これは以前、11月初めに作ったディスプレイ。

 

クリスマスまでには時間がある。

でも、キラキラしてて寒くなってきたら

ラッパの様な楽器にも見える。

 

クリスマスのような、オブジェのような。

 

でも、存在感ある。

ここのお客さまからみたらチープではない。

 

これも自分の中では統計的に考えたデザインです。

 

 

 

こうやって自分の中の統計って、

毎日の積み重ねでしか蓄積されないと思うんです。

 

カットはその時のライブですからね。

 

 

では、今日もお疲れ様でした。

 

 

おわり⭐️